Column 連載

編集ハート・ロッカーズ

第11回:「基本的にフワフワしてたい。軽いから次の所に行けるみたいなスタンスでありたい。」カツセマサヒコ【前編】

恩納力(株式会社AbemaTV)

『AbemaTIMES』の恩納力さんが、最前線で活躍する編集者の「リアルな声」を聞き出すこの連載。5人目のゲストはフリーランスのライターとして活躍するカツセマサヒコさん。独立までの経緯や、今後の展望をお聞きします!

プロフィール

恩納力
恩納力

3度の飯より仕事が好き!仕事は断らないプロ社畜です。ブラック企業や様々なダーティー&ハードワークを経て、2016年4月から株式会社AbemaTVに入社。やっと試用期間が終わりました。好きな言葉は「最低でもランナーを進めろ」。好きなプロ野球選手は、ブライアント(近鉄)。

恩納:この連載のゲストもさ、ただの野球好き仕事中毒者シュレックチンピラってならず者集団しかいなかったけど……。

CINRA:なんてこと言うんですか!!

恩納:「CINRA見てますよ」って言ってくるヤツも野郎ばっかりなんだよ!野郎のレビューなんてどうでもいいんだよ!ここら辺で一気に女子票を獲得しなきゃ。

CINRA:カツセマサヒコさんです!

カツセ:こんにちは!

恩納:爽やかだなあ!ただのイケメンじゃねえか!写真撮りまくってフォトギャラだけでいんじゃね?

CINRA:……おいくつなんですか?

恩納:コンパかよ!なに女の目になってやがる!

カツセ:30歳です。86年なんで。朽木君(朽木誠一郎さん)と同年代ですね。

恩納:とうとう来たなこの時が!86世代を潰す時がッ!

カツセ:だから、刺されるんじゃないか?と思って(笑)。

恩納:86世代とか若い奴らは、つるんで上を潰そうとしてるんでしょうよ!

カツセ:全然そんなことないですよ!

左:カツセマサヒコさん / 右:AbemaTV 恩納力さん

左:カツセマサヒコさん / 右:AbemaTV 恩納力さん


恩納:みなさんヤングガンズは、俺らの上の世代と戦ってください(笑)。
戦い終わった後に優勢な方に俺らはつきますから。

カツセ:(笑)。

恩納:俺とカツセさんは共通点とか見つからないんですよね。趣味とかは?熱く燃えるものとかは?

カツセ:うーん……。特にないんですよね。

恩納:応援してるプロ野球チーム負けたらブチキレるとかは?

カツセ:ないです。……スポーツはバスケやってました。

恩納:共通点来た!!好きな選手は?

カツセ:アレン・アイバーソンです。

恩納:いいねー!って全然影響受けてないじゃん!

カツセ:え?なんでですか?

恩納:超爽やかじゃん!

カツセ:格好ですか(笑)!?プレースタイルが好きだなあって。

恩納:スラダンは?

カツセ:今は一周回って流川ですね。でも、昔は三井が好きでした。

恩納:アイバーソン・三井って言ったら暴力でしょうよ!

カツセ:確かに(笑)。でも僕、安西先生から学んじゃったんですよ。だから喧嘩しません(笑)。

恩納:チッ……爽やかだぜ。オレ、初対面じゃないですか。だから一応、調べたんすけど「カツセさんはホント良いヤツ」って話しか聞こえてこないんすよ!でも、今日は一気に好感度下げて、フォロワーを一気に減らそうと思ってます。ファンの女全員、敵に回してやるぜ!リプ送ってきてもオレ、Twitterとかやってねえから何も怖くねえからな!

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カツセ:怖い……(笑)。

CINRA:今回、編集プロダクション・プレスラボさんを退職なさったので、ちょうど良いタイミングだな、と。

恩納:やっぱり揉めて辞めたんですよね?会社の金に手付けたとか、女に手出したとか?

カツセ:全然違います(笑)。普通に、綺麗にです。梅田(プレスラボ代表・梅田カズヒコさん)自身も「オレがカツセだったらこのタイミングで辞めるかな」って言ってたぐらいなんで。

恩納:あっさり!でも、プレスラボ的にはカツセFA宣言っていったら、落合博満が中日→巨人、清原和博が西武→巨人ぐらいのインパクトでしょう?

カツセ:ちょっと例えが分からないんですけど、メンバーとしては盤石ですからね。僕が抜けても全然問題ないんですよ。

恩納:辞める時に感動的な話なかったんですか?泣きながら殴り合いとか。

カツセ:淡々としてましたね。うーん……ホントないなあ(笑)。「今後キャリア的にどうしていきたい?」ってのは頻繁に聞いてくれたんですよ。それがあったから、だんだん自分のキャリアイメージが固まっていったってのはありましたね。バックアップも沢山してくれたんで。

恩納:へえー!

カツセ:もっと言うと、梅田は恩人なんですよ。僕、5年間印刷会社にいまして、その時にブログを書いてたんです。デイリーポータルZとかオモコロみたいなのとか、ボケものとか……。でも、全然ページビュー取れなくて。

ある時、仕事論を書いたんですよ。それを梅田が見て、拾ってくれて……。それがなかったら今がないんですよ。フックアップされたのも人生ではじめてで。

恩納:へえー……って良い話じゃねえか!カットだ!

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カツセ:あ、そういえば去年の4月に実はAbemaTIMESの選考を受けようかと思ってたんですよ。

恩納:え!?マジで!?

カツセ:はい。当時フリーか、転職かちょっと考えてまして……今後可能性あるのはAbemaかな?って思ってました。

恩納:おい、聞いたか?カツセさんがAbemaTIMES注目してんだぞ!周りにドンドン言ってくださいよ。特に上京したてのギャル予備軍に!今からでも来てくださいよ!

カツセ:いやいや……(笑)。

恩納:金の話ですか?金なら何とかしますんで、赤字爆走中のAbemaTVが!カツセさん来たら女子ウケ良いだろうなあ。爽やかな編集部で売り出せる!いま、オッサンばっかりで七人の侍みたいになってんすよ!でも、カツセさんとオレが同僚だったらおもろいですね(笑)。

カツセ:そうですね(笑)。あと、AbemaTVって誰かしらに毎回悪口言われてるじゃないですか。そういうのも楽しいかなって思ったんです。

恩納:そうなんですよ!お前らに赤字とか心配される筋合いねえよって。潰れる時勝手に潰れるから(笑)!ほっといてほしいですよね。

CINRA:カツセさんは今後のプランみたいなのあるんですか?

カツセ:そうですね。働き方は変えないとなあってのは思ってます。今は自転車操業なので。2年後にはバックに下がって人を動かそうかなーとか。稼ぎたいのはありますね。働くの大好きなんで。

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恩納:編プロね。カツセさんなら十分できますよね。プレスラボに宣戦布告したって事ですね?

カツセ:違います(笑)!基本的にはフワフワしてたいなーって。変に決めちゃわないで。軽い感じで。軽いから次の所に行けるみたいなスタンスでは常にありたいですね。

書き仕事はもちろんですけど、企画とかもっと上流から携わりたいです。あと、色んな世代の人たちと働いてみたいですね。

後編に続く

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