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「WEB×映像」と「社員×フリーランス」を武器に、EPOCHが開拓してきた独自路線

株式会社EPOCH

デジタル市場のスタンダードに定着した「WEB×映像」のクロスオーバー。今では珍しくない手法だが、EPOCHはWEBにおける映像表現にいち早く注力し、話題性の高いWEBサイトやプロモーションムービーを作り続けている。もうひとつ、EPOCHには自社を語る上で外せないキーワードがある。それはフリーランスの映像ディレクターのマネジメントだ。プロデューサーの小坂大輔さん、稲田史也さん、プロジェクトマネージメントの湊さおりさん、マネージャーの矢内靖子さんに、「WEB×映像」と「社員×外部パートナー」を武器に可能性を拓いてきた、その背景とこれからについて訊く。

取材・文:加藤将太 撮影:鈴木渉(2016/12/26)

WEB×映像のオンリーワン集団に

デジタル領域とそれにまつわるビジネスの発展に伴い、WEBサイトに動画を実装する事例が増え続けている。今やWEBサイトに動画は必須であり、キラーコンテンツ。WEB-CM、バズムービー、ミュージックビデオなど、多彩なプロモーションビデオを当たり前のようにデジタルデバイスを通じて閲覧できるように。そんないわゆるWEBと映像のクロスオーバーに先駆けて取り組み、独自のポジションを確立してきたプロダクションがEPOCHだ。映像媒体はテレビからWEBへ。そもそも、WEBと映像はそれぞれが別会社として制作するのが業界のスタンダードだったが、EPOCHは時代の流れとデジタル技術の多様化の波に乗って、WEB制作と映像制作を両輪で進めてきた。そこには次のような背景が関わっていたと小坂大輔さんは語る。

小坂:元々、僕と代表の石澤は同じWEB制作会社に所属していたんです。石澤はWEBディレクターとして従事する傍ら、個人活動として「REPUBLIC」という映像イベントのオーガナイズや、書籍『映像作家100人』の編集協力なども行っていて、映像に対する知見がすごく高かった。これこそ弊社がWEBと映像を二軸で進めている最大の要因の一つだと思っています。今後は映像単体だけでなく映像とデジタルで何か起きそうだという嗅覚が彼の中できっと働いて、EPOCHを立ち上げたのかなと僕は認識しています。そもそも、WEB制作と映像制作の両方を高いクオリティで供給できる会社があまり見当たらなかったので、そのオンリーワンを目指し続けていると言いますか。

プロデューサー 小坂大輔さん

プロデューサー 小坂大輔さん

WEBと映像のクロスオーバー。その新しいスタンダードは海外から確立されてきたものだ。クライアントに提案する企画を考える上で、海外における事例は有効な資料となる場合が多い。現状における海外と日本のそれを比較すると、どのような違いがあるのだろうか。

小坂:WEBサイト上で映像を展開することは珍しくありませんが、映像をデジタルと組み合わせ、そこでコミュニケーションをとるという事例は、海外ではかなり進んでいますが、日本ではまだまだ少ないのかなと思います。ちなみにWEBデザインについても海外が洗練されていて秀逸なので、海外のAWARD系のサイトをチェックします。

映像プロデューサーの稲田史也さんの前職はCM制作会社。デジタル領域における映像制作に取り組んだのはEPOCHに入社してからだという。テレビ業界に長く在籍していた経験から、テレビCMとWEB-CMの違いを説明してくれた。

稲田:制作予算はテレビCMの方が潤沢だけど、WEBは自由度が圧倒的に高いですね。テレビだと必ず商品を出さなきゃならないとか、タレントを起用して、15秒、30秒という短い尺の中で何をするかとか、制限がどうしても多くなる。WEBは極端にいえば何でもアリというか。とにかくユーザーを商品サイトやキャンペーンサイトに誘導することに意味がありますよね。

小坂:WEB-CMに限らず、WEBは修正ありきというか、それに近しい概念は今後もずっと残り続けるんじゃないかな。本来であれば、納品後も修正しないのがベストです。しかし修正できるということが逆にアドバンテージになる場合もあるので、これに関してはケースバイケース、捉え方次第だと思います。

「らしさ」がないことが、EPOCHらしさ?

自由度の高いデジタル領域において、EPOCHは常にクオリティと話題性ともに高いWEBサイトや映像を供給し続けている。注目されるEPOCHのクリエイティブ。その独自性やEPOCHイズムについて、どう捉えているのだろうか。

稲田:EPOCHらしさみたいなものは、そもそもない気がします。フリーランスが集まって、好きにやっているという印象があるから。

プロジェクトマネージメント 湊さおりさん

プロジェクトマネージメント 湊さおりさん

今年EPOCHに入社した湊さおりさんは2016年3月まで大学生。卒業後の4月からEPOCHのインターンとして3ヶ月を過ごし、7月から正社員として雇用されているが、入社間もない頃に関わったプロジェクトが、老舗コスメブランド「shu uemura」のキャンペーン「COLORHOLIC – 水曜日のカンパネラ×shu uemura」だった。入社一年目から、このような大型案件に携われるのは千載一遇のチャンス。右も左も分からなかった新人として、EPOCHらしさが見えてくるきっかけにもなったという。

湊:会社としては、キャンペーンの楽曲とムービー、特設サイトを企画から制作までプロデュースしました。原宿のキャットストリートを舞台に、アイシャドーとマッチするカラーアートを設置するなど、デジタルとリアルが連動したプロモーションを展開する中で、私は企画のラフデザインを作る形で関わりました。とにかく大きなプロジェクトだったので、私自身、EPOCHがどういう仕事をしているのか、その案件がどういうものなのかも完全に把握していなくて、言われるがまま必死にやったんです。実際に出来上がったものを見たときに、原宿の街をジャックしていたことに驚きました。そこから思うのは、今まで自分が見たことのない新しいものを作るということが、EPOCHらしさに繋がってくるのかなって。

小坂:人が少ないのでやらざるを得ないという(笑)。でも、実績と経験には間違いなく繋がっていますよね。何でも派手なものを作ることがクリエイティブの最上級とは思っていなくて、共通しているのは、クライアントの特性に合わせた最適なトーンと解決策を考えるということでしょうか。WEBでいうと、UIやUXがしっかり機能しているかどうか。そういったきめ細かなことを意識しながら質の高いクリエイティブを表現できる。それこそが“EPOCH-MAKING”なのかなと思いますね。

COLORHOLIC / 水曜日のカンパネラ × shu uemura

COLORHOLIC / 水曜日のカンパネラ × shu uemura

マネージャーの矢内さんは、広告代理店の営業担当、その後にコピーライターのマネジメントを経てEPOCHに入社。WEB制作と映像制作以外にフリーランスの映像ディレクターのマネジメントを行なっていることも、EPOCHを語る上で必要不可欠な特徴だ。

矢内:代表の石澤は「正直であれ」と言い続けています。それと人を傷つけるものや欺くようなものは作らないということを掲げていて。作るもののディテールやおもしろさには凝るけれど、うまくバランスを保ちつつも楽しいクリエイティブを追求する。EPOCHらしさがあるとすれば、そういうことなのかなと思います。

小坂:石澤が求めているのは「プロデューサーは経営者」ということ。EPOCHはそれができる環境なんですよね。弊社では、各プロデューサーがそれぞれチームを持っており、課別独立採算制を敷いています。プロデューサーはチーム内の経営者としての役割も兼ねているため、人を育てる難しさ、採用する難しさ、会社(チーム)を運営していく難しさ、それを体験してほしいのかなって思います。やりたいことに対して、思いっきりトライできる弊社だからこその環境とも言えますね。

稲田:各チームには当然予算が設定されているのですが、達成した時はこれまでとは違うアプローチのプロジェクトに参加してみたいですね。例えば、予算度外視でもいいから、好きなアーティストの映像を思いっきりトライしたり、話題性のある作品だったり。あとはWEBのプロデュースも。僕は映像のプロデューサーですが、経験値を上げるためにもぜひ挑戦したいです。

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