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毎週全員でランチ! 毎月パーティー! monopo流、世界を目指す組織の社内コミュニケーション術

株式会社monopo

monopoは、代表である佐々木芳幸さんが早稲田大学在学中に、大学の音楽サークルで出会った先輩である岡田隼さんと2011年に設立した会社。「ただの制作会社に終わらない、新しい視点から価値を提案する」をポリシーに、スタッフほとんどが20代という若さと行動力にあふれる精鋭クリエイティブファームだ。個々の専門分野だけでなく、ディレクター / プロデューサー視点から制作に取り組めるフレキシブルなワークスタイルが強みだという。monopo流クリエイティブの秘訣と、日々スキルアップを重ねるスタッフ育成の取り組みについて話を聞いた。

取材・文:阿部美香 撮影:豊島望(2016/3/2)

年商を倍々ゲームで増やすスタイルから、monopoらしいクリエイティブの確立へ。

2011年の設立から今年で5年目を迎えるmonopo。現在、業務委託スタッフやインターンを含めて15名のメンバーを有する彼らの平均年齢は26歳。平成生まれのCEO・佐々木さんをはじめとした、若きデザインファームだ。

佐々木:そもそもmonopo設立のきっかけは学生時代。卒業を控えていた岡田とeコマースのシステムコンサルティングを主軸としたビジネスをやっていたんです。普通に就職するよりも、起業して自分の未来を切り拓きたいと思いmonopoを立ち上げたのがスタート。最初はかなり失敗もしましたが、2012年にデザイナーの亀田が入社して以降、岡田が得意とするWEBマーケティングやシステム開発と、亀田のデザインという2軸が強化されたんです。そこから企画立案を含めたWEBサイトなどを手がける制作会社のスタイルへと業務拡大してきました。

代表取締役 佐々木芳幸さん

代表取締役 佐々木芳幸さん

そんな3名体制の初期は、企業からのIT関連の受注制作を大小問わず盛んに請け負い、制作会社としてのスキルとノウハウを蓄積していった。徐々にスタッフが増えるにつれ、数千万円から数億円へと年商を倍々ゲームのように発展させてきた。そんな彼らに最も大きな転機が訪れたのは、2014年のこと。「日本生命」のWEB企画プロデュースを手がけるチャンスが舞い込んだ。

佐々木:「日本生命MAKE HAPPYNINGキャンペーン」は、日本生命が若年層に対して生命保険をアピールしようという取り組み。その時、電通にいた先輩が「若者向けの企画なのだから、企画立案からスタッフィングまでを若いmonopoでやってみろ」と言ってくれて。無事にコンペも勝ち抜き、ありがたい機会をモノにできました。これを期に、ただのWEBや映像制作にとどまらず、PRや広告も含めた提案も必要とされる「ブランディング領域」をカバーするクリエイティブビジネスに舵を切っていきました。

岡田:それまでは、会社を存続させるための売り上げをあげることだけに注力してきたんです。でもこのキャンペーン以降は、クライアント視点に立ち、本質的な課題探求や解決を広く実現していこうという基準が、monopoの中にできていった気がします。

取締役 岡田隼さん

取締役 岡田隼さん

そこからmonopoならではのやり方を確立。実際にものづくりをするデザイナーやエンジニアがプロデューサーとなって動き、打ち合わせの場で絵なり動画なりシステムなりを見せて先方の要望を聞くスタイルにしているそうだ。全スタッフが横断的に、企画提案を含めて営業としても活動できるというモットーが定着していった。

佐々木:これほど仮説・検証スピードが早くて、お互いの満足度を高められる仕事の仕方はないじゃないですか。だったらうちは少数精鋭で、機動力が高く、仮説・検証スピードが速く、よりクライアントの視点に寄り添った提案ができる「小さな電通」になればいいんだと。僕らが目指したいのは、大勢のクリエイターを抱えて数%の手数料を手にする受託制作会社じゃない。10人がフルに能力を発揮して、億単位の大きなプロジェクトもプロデュースできる、小さくて強い組織なんです。

亀田:実際僕もデザイナーとして入社した当初は、クライアントに会いに行くのが少し怖かったです(笑)。でも、現場の人間がクライアントのもとに直接行くようになったことで、自分が作っているものがプロジェクトにおいてどういう意味を持つのか、どういう意図で作るべきかもハッキリしますから、モチベーションも高まる。自分のスキルを高める役にも立つので、全員が前向きに取り組んでいます。

一人一人がアーティスト。個人活動を推奨する社風

社員個人が自主的に行うクリエイティブな活動を推奨しているのもmonopo流だ。

亀田:僕は肩書きとしてはアートディレクターですが、個人的にはDJとして活動しつつ、映像や写真作品も手がけています。monopoの仕事が終わった後、会社で個人活動の打ち合わせをすることもできますし、環境にはとても恵まれていますね。クラブイベントのオーガナイザーとしてもありがたいことに多くの方に来て頂いたりもしていて。グッズ販売をしていたり、会社の仕事をしながら個人的にやりたいことも全く我慢していません。

アートディレクター 亀田翔一朗さん

アートディレクター 亀田翔一朗さん

岡田:僕も社外の友人とハッカソンやアイデアソンに出たり、最近では楽曲から解析した感情を元にミックスジュースを作るマシン「Squeeze Music」を海外のショーに出したりしました。社外活動をすることでリフレッシュできますし、そこで出たアイディアがmonopoの仕事の役立ったりと、メリットはいろいろありますね。

佐々木:そういう意味では、うちはみんながアーティスト。monopo以外の活動は、個人のクリエイティブなビジョンを培うためにも、自由にやってもらいたいと思ってます。

それらの個人活動は、社外コンペ入賞という成果にも結びついている。昨年4月に行われた「2015ヤングライオンズコンペティション」(通称:ヤングカンヌ)日本代表選考において、サイバー部門で岡田さんと亀田さんががシルバー賞を獲得し、シンガポールで行われた「ヤングスパイクス」に出場。PR部門でも亀田さんがブロンズ賞に選ばれ、電通、博報堂、マッキャンエリクソンなど錚々たる大手代理店のクリエイターと肩を並べた。

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monopo流 “周りを巻き込む”コミュニティの作り方