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「伝え方を進化させたい」。カルチャーメディアQeticが若い世代を求める理由

Qetic株式会社

音楽や映画など、国内外のエンタメ情報を独自の目線で紹介するニュースメディア「Qetic」。これを手がけるQetic株式会社(以下、ケティック)は、自社メディアで培ったノウハウを活かし、企業やブランドのコンテンツマーケティング、地方自治体の課題解決にも携わっている。創業時から大切にしているのは、「人と人とのコミュニケーション」。その核となるのは、「カルチャー」を軸に対象を深く掘り下げる確かなコンテンツ制作力だが、多くのパートナーから信頼を得ている理由はそれだけではない。ケティックの礎にあるナレッジを、代表の宍戸麻美さんと現場で制作に携わる明智沙苗さん、大谷真緒さんの話から紐解く。

量産型の案件は受けない。「アクションを促す」コンテンツ制作へのこだわり

—ケティックでは、自社メディア「Qetic」で培ったノウハウを活用して他企業の課題解決、オウンドメディアの企画・構築・運営などの受託案件にも携わっているそうですが、どのように取り組んでいるのでしょうか。

宍戸:「Qetic」が質の高いコンテンツを絞り込んでつくっているように、受託案件でも量産型、例えば「月に500本のコンテンツをつくって数で勝負する」といった依頼はお断りしています。しっかりとしたストーリーがあり、誰に何を届けたいのかが明確で、その目標をシェアして制作できるような、クライアントと長期間一緒に行うプロジェクトが得意ですね。

受託案件ではマーケティングに始まり、WEBサイトのUI・UXの設計やコーディング、コンテンツ制作まで行っていますが、根幹はやはり「Qetic」でも肝としている「コンテンツ制作」。

マーケティングは、読者のデータを分析して、より良い記事や企画制作にフィードバックするため、そしてWEBサイトの設計は、よりコンテンツに没入しやすくするためのものと捉えています。

—明智さんは受託案件の制作を主に担当されているそうですが、気をつけていることはありますか。

明智:エンドユーザーに何を届けて、どのように行動してもらいたいかを考えることです。クライアントの要望も大事ですが、最終的にどのようなユーザーに、どういったメッセージを届けたいのか、どういったアクションを起こしてほしいのかが重要。「情報を受け取ったあとに、必ず次の行動が生まれる」という意味では、根本は「Qetic」と同じですね。

ディレクターの明智沙苗さん

ディレクターの明智沙苗さん

—大谷さんも、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」の魅力を訴求するサイト「Cheki Press(チェキプレス)」を担当しているそうですね。

大谷:はい。サイトのブランディングからデザイン、コーディング、記事の企画制作まで、すべてケティックが請け負っています。チェキが気になっている人や初めて買った人に向けたサイトで、アーティストにチェキを持ってゆかりの地を散歩してもらう企画「チェキさんぽ」など、私たちの強みである「カルチャー」を活かしたコンテンツを制作しています。

人選では、アーティスト本人やそのファンとチェキとの親和性を大事にしています。これは、音楽に強みをもつ「Qetic」を運営しているからこそできる企画。企画や人選の提案の際、クライアントに「ケティックさんが言うなら信じます」と言われると、嬉しく誇らしい反面、責任の重さも感じます。

—どういったことに気をつけて制作を行っているのですか?

大谷:チェキを使ってもらって終わりではなく、そのあとのことまで考えて情報を届けることですね。撮ったあと、誰かにあげたり飾ったり、楽しみ方はたくさんあります。「チェキのある生活は楽しい」というイメージが湧く提案ができるように心がけています。

大谷さんが手がけた「Cheki Press(チェキプレス)」。自社メディア「Qetic」の強みを活かし、カルチャー界隈の著名人をアサイン

大谷さんが手がけた「Cheki Press(チェキプレス)」。自社メディア「Qetic」の強みを活かし、カルチャー界隈の著名人をアサイン

日本の地方は魅力の宝庫。コンテンツ制作力で、それを「伝える」手助けを

—最近は民間企業だけでなく、地方自治体からも依頼を受けるそうですね。

宍戸:クライアントの「伝えたい」という想いを具現化するという意味では、相手が企業でも自治体でもまったく同じですね。自治体の場合は、企画を立てる際「この地域を元気にできるのか?」という視点を外さないようにしています。

—最近は「奈良の木のこと(NARA no KINOKOTO)」というサイトが話題ですね。

明智:昨年の夏にリニューアルしたサイトで、私が担当させてもらいました。奈良県庁の農林部「奈良の木ブランド課」という、奈良県産の杉や檜のブランド化、流通に取り組んでいる部署のお仕事です。

受注が決まって、すぐに奈良県まで足を運びました。吉野杉や吉野檜などが名産の吉野という地域には、樹齢100年を超える木が密集しています。地元の方々から500年に渡る吉野林業の歴史や、ユーザーに届くまでの道のり、携わる人たちの想いを直にお伺いしました。

—林業というと、「カルチャー」を強みとするケティックとは少し縁遠いようにも感じます。

明智:最終的には木を使った箱やランチョンマット、スピーカーといったプロダクトに落とし込まれるので、じつはとても近いんですよ。ただユーザーにとっても、「吉野杉」「吉野檜」が自分たちの身近にある製品と結びつきにくいというのは課題だと思いました。

そこで、現地の方々からお伺いしたこだわりや想いと、ユーザーの身近にある木製品の魅力、離れてしまっているふたつをつなげられるようなコンテンツをつくろうと考えました。

さらに「吉野杉」「吉野檜」について「吉野スギ」「吉野ヒノキ」という表記を採用したのもこだわりのひとつです。一般的な漢字の表記にしてしまうと、検索結果が多いので、ほかのWEBサイトに埋もれてしまう。カタカナ表記にすることで、検索時に「奈良の木のこと(NARA no KINOKOTO)」が上位に表示されるようにしました。

宍戸:地方自治体とのお仕事によって、ケティックのポリシーである「コミュニケーション」、すなわち「伝えること」が次のフェーズに入ったと思っています。たくさんの魅力を持ちながら、それを上手く外に向けて伝えられていないという課題を抱えている地域はとても多い。今後、訪日外国人の増加を考えると、WEBサイトを通じて日本の良さを伝える重要性はさらに高まるはず。その一助になれればと思っています。

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WEBに止まらず、フェスやライブ企画まで。ケティックがイベントに取り組む理由

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