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東京にいながら、世界レベルのクリエイティブな刺激を。monopoが実践する「グローバル」な働き方

株式会社monopo

2020年の東京五輪開催を受けて、インバウンドに目をつけた企業が新しい取り組みに着手している。「世界を代表する制作会社」を標榜するmonopoもそのひとつだ。最近では外国人のスタッフを積極的に登用し、6月に東京のグローバル発信プロジェクト『poweredby.tokyo』を立ち上げた。プロジェクトの経緯と達成したいビジョン、monopoとしての狙いを代表の佐々木芳幸さん、クリエイティブディレクターのチェイス・フェダーさん、制作のリオ・コミンズさんらに話を聞いた。

取材・文:冨手公嘉 撮影:永峰拓也(2017/01/06)

「世界に通用する制作会社」は、海外進出しなくても実現できる

monopoは数年前から、「世界でも通用する企業」を標榜し海外へ打って出るプランを模索していた。しかし最初からロンドンやニューヨークといった欧米の大都市で日本のいち制作会社がビジネスに関わることに難しさを感じていた。そんな矢先、東京オリンピック開催が決まり、訪日外国人が増えたことに目を付けたという。

佐々木:これまで、国内では大企業をクライアントとしたWEBサイトの制作やブランディングなどを行ってきました。しかし海外、特にクリエイティブの先端をいくロンドンやニューヨークでいきなりビジネスを始めようとしても、僕たちが現地のコミュニティに根ざしているわけではないので、突然割って入ることはできない。存在感を示すには、随分時間がかかると感じたのです。しかし、東京オリンピックの開催が決定して、海外から人の流れや関心が東京に向かっていくことに気がつきました。逆転の発想ですが、僕たちは東京にいながらにして、世界に自分たちの取り組みをアプローチすればいいと確信したのです。

時をほぼ同じくして、佐々木さんの英語の講師を勤めていたチェイスさんから、あるメディアの構想を持ちかけられたという。その話に共感した佐々木さんはチェイスさんをmonopoの社員として迎え入れた。これまでの受託制作ではなく、自社プロジェクトとして、その構想を実現することにしたのだ。

代表取締役 佐々木芳幸さん

代表取締役 佐々木芳幸さん

チェイス:世界から見た東京の印象といえば、浅草、舞妓、寺、相撲、寿司といったキーワードばかりが並べられます。これらは、あくまで既存の伝統的なイメージにすぎません。一方、東京で生活してみると、どんな日本の観光ガイドを見ても、実際に東京で今暮らしている人たちの考え方や気質がダイレクトには反映されていないと感じました。それなら、今の自分たちが東京で生活していて面白いと感じる場所、魅力的なスポットを等身大の目線で紹介していけば海外でも喜ばれると思ったのです。幸い英語の講師を務める前は、クリエイティブディレクターやコピーライターをしていた経験があったので、話を持ちかけてから始動するまであまり時間はかかりませんでした。

制作会社でありながら、海外に目を向けたメディアを自社で運用する。それが制作面で優秀なクリエイターを集める引力になると、佐々木さんは睨んだ。優秀な人材を海外に送ることだけが海外進出というわけではない。「パリジャン」や「ニューヨーカー」という言葉があるように、東京に住むことがクリエイター達にとってステータスになるような街だと、世界にアピールしていきたいという。

佐々木:チェイスの言う通り、東京に住む日本人が観光ガイドを見て違和感を抱くのは、きっと表層的な古いスタイルだけが切り取られているだけで、実際に住んでいる人の視点や、そこから生まれるユニークなカルチャーが軽視されているからだと思ったのです。今自分達が生きている東京という場所のことを、東京に暮らす私たちが世界に向けて正しく提案できていないことにも問題があると思いました。そうであるなら、東京で独自のライフスタイルを持つ人々を出身国や人種を問わず集め、彼ら自身が東京の魅力をダイレクトに発信していくとで、世界の人々にもっと振り向いてもらえるのではないかと考えたのです。

今、世界に打ち出すべき「本当の東京らしさ」とは?

チェイスさんは、「東京の街は15分移動するだけで、まったく違った雰囲気になり、それぞれのカラーがあること」に面白みを感じていた。本当の東京らしさは、「アーバンダイバーシティ」という言葉で形容できると考えたという。そんな背景から立ち上げたプロジェクトが『poweredby.tokyo』だ。

クリエイティブディレクター チェイス・フェダーさん

クリエイティブディレクター チェイス・フェダーさん

チェイス:東京の中でも住む場所や街によってライフスタイルが全然違う。ニューヨークのような「人種の多様性」はなくても、「東京の街そのものに多様性」がある。その多様な価値観を紹介することができれば、実際に東京に生きている人の肌感覚を理解してもらえると思ったのです。ですから『poweredby.tokyo』は単なるショップ紹介にとどめず、「人」を通じて場所・そしてカルチャーを想像させることを意識して運営しています。

あくまでも会社として目指すのは「世界を代表する制作会社」。このプロジェクトの主題は、世界の人々に真の東京の魅力を理解してもらうことですが、monopoにとっては、東京の優秀なクリエイターと繋がりやすい環境をつくることに役立っています。そして、まだ海外にいる優秀なクリエイターを東京に招くことによって、monopoのクリエイティビティ強化にもなると考えています。

佐々木:まだコンテンツを作りはじめたばかりですが、それでも外国人を中心に感度の高いクリエイターたちから「何か手伝えることがないか、このプロジェクトに関わりたい」と、メールが寄せられてきています。きちんと刺さるべきところにリーチしている実感がありますね。

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