コンテンツ産業の実態を記した白書が発刊
一般財団法人デジタルコンテンツ協会が『デジタルコンテンツ白書2024』を9月1日に発刊する。監修は経済産業省の商務・サービスグループ。
デジタルコンテンツ協会は2001年より毎年、国内のコンテンツ産業の市場規模の調査を実施。市場規模の詳細データの紹介、各コンテンツ分野やメディア分野別の動向、海外動向などを明らかにしている。今回の白書の特集テーマは「コンテンツ制作におけるAI活用の実際」。生成AIのコンテンツ制作への活用や大規模言語モデルの可能性について触れている。
『デジタルコンテンツ白書2024』は、A4変型・172ページで、価格は22,000円(税別)。デジタルコンテンツ協会のWEBサイトや政府刊行物センター、全国の書店で購入することが可能だ。
2023年のコンテンツ産業規模とは?
デジタルコンテンツ協会によると、2023年のコンテンツ産業の市場規模は13兆3,597億円。前年比102.3%で、過去最高を更新した。コンテンツ区分別では、規模が大きい順に動画、静止画・テキスト、複合型、ゲーム、音楽・音声となっている。
また、デジタルコンテンツ市場規模は10兆3,270億円(前年比102.6%)と前年を上回った。またコンテンツ産業全体に占める割合は77.3%と8割に迫る規模となっている。
メディア区分別では、ネットワークが5兆5,583億円(前年比105.8%)、放送が3兆2,745億円(同96.9%)、パッケージが2兆7,596億円(同96.1%)、劇場・専用スペースが1兆7,674億円(同113.8%)。特に存在感を強めているネットワークは過去最高の5兆5,000億円規模とのこと。
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