特別非営利活動法人日本翻訳者協会(以下、JAT)が6月4日に、「AIを用いた漫画の大量翻訳と海外輸出の取り組み」に関する意見書を発表した。 JATは本意見書において、AIによる翻訳が現時点では品質的に不十分であることや、AIへの依存による雇用の減少などについて言及。AI頼みの翻訳は日本のソフトパワーを損なうことになると警鐘を鳴らすと同時に、AI翻訳や機械翻訳を使う際の慎重で建設的な議論の実施を提言している。 意見書全文