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株式会社陽と人求人・採用

企業紹介

ゼブラ企業として、「福島の農業課題の解決」と「女性の課題解決」を目指し、経済性のみでなく社会性を追求しています。

国見町は福島県の一番北、宮城県との県境に位置する人口8,000人ほどの町。奥羽山脈と阿武隈高地に囲まれた盆地に位置するため年間の寒暖差が大きいこと、また町を流れる阿武隈川の影響で肥沃な土壌を持つことなどから、農産物の栽培に適した土地を持ち、農業が町の基幹産業となっています。

わたしたちはそんな国見町を拠点に、主に3つの事業を行なっています。

1.福島県が誇る果物、主に桃の流通や、お米づくりといった農業関連事業
2.福島県伊達地域の特産品である、あんぽ柿の皮(=未利用資源)を活用したフェミニンケア商品の企画・販売事業
3.女性の健康とDE&I研修事業

春夏秋冬、福島の四季を存分に感じられる環境で、これらを軸として様々な事業を展開しています。今回は「農業関連事業」、とくに桃の流通事業に携わっていただける人材の募集となります。

■桃の流通事業について
福島県は桃の一大産地、その生産量は全国で2位の実績です。また国見町でも、町村レベルだと日本一の生産量を誇っています。

夏の風物詩と言える、甘く美味しい桃ですが、実はとてもデリケートな果物。雨が多いと細菌が繁殖して果皮が一部変色してしまったり、タネが割れて形がいびつになってしまったりします。また風が強い日に葉っぱと擦れたり、収穫後の運ぶ途中で少しでも衝撃を感じると傷になってしまいます。

そういった欠点のある桃は規格外品とされ、市場に出荷することができずに価値を大きく落としてしまうのです。しかしそれらは、見た目がちょっと個性的なだけ。皮を剥けば他のキレイな桃と何の変わりもなく、美味しく食べることができます。

その一方、首都圏をはじめ桃の産地以外の地域では、桃はとても高価な物。ひとつ数千円することも珍しくなく、手が届きにくいご家庭もあります。

わたしたちはそんな、「見た目はちょっと個性的だけど、美味しい桃=規格外品」を美味しく食べられる状態で他の地域に出荷し、もっとたくさんの人に手頃な価格で楽しんでもらえないかと思い、この事業を始めました。

それは、キレイな桃と同じように手間暇かけてつくられた規格外品にもきちんと価値を付け、桃を育てる農家さん達や、福島・国見町に利益を還元することにもつながるからです。今では多くの方に福島の桃の魅力を知ってもらうことができ、「規格外品」だけでなく、「贈答用」の桃も多く取り扱っています。

■仕事の魅力
国見町は人口約8,000人の町で、生産者の平均年齢は約70歳です。養蚕が衰退した時代に果樹の町へと転換し、その時代を切り開いてきた農家さんたちをはじめ、皆町に誇りを持って果樹栽培を行なっています。

桃の木を植えて3年、枝を剪定し、蕾を積んで、花が咲いて散ったら、桃となる小さい実を落とす。季節をめぐって1年中、木の成長の過程で、収穫するその日まで“人の手”による農作業が行われています。その年の気候、その日の天気に合わせて、その時々に必要な手作業を加え、桃を一つ一つ大切に育てているのです。

めぐる季節と太陽とともにある、農家さんたちの仕事と暮らし。冬場は、朝8時から日が暮れる17時頃まで、夏場は朝4時から太陽が昇りきる11時まで、畑に出て農作業をしています。

「太陽が昇ったら動いて、沈んだら休む。雨が降ったら休み。いつもお天道さまと一緒。夏場は日中暑くて働けねえけどな」

「難しいのは、お天道さまと樹木の関係を我々人間が完全に把握できてないこと。桃も柿もお天道さまがつくってっから。花が散って葉っぱが出てきたら、葉に太陽が当たることで光合成をして根っこに養分がいって、根っこが畑の土から養分を吸って、木を育て実を育て美味しい果実がなる。そんときにたとえば、葉っぱに太陽が当たるように剪定するのが農家の仕事さあ」

こんな素敵な農家さんたちと日々会話をする中で、自然と笑顔あふれ、自分の人生で大事にしたいこと、心身ともに自然の中で健康でいること、たくさんの温かい人たちに囲まれて働くこと、仕事のみではなく人生にとっての色んな価値観に気づくかもしれません。

ただ、農家さんたちも歳をとり、年々桃を収穫しきれないなど様々な課題が出てきています。流通を支えることはもちろん、農家さんたちと手を取り合って、農家さんたちの困りごとを解決する。それゆえ、私たちの仕事の内容は多岐に渡りますが、これからの食の未来をつくる大切な仕事だと誇りを持っています。

これまでの実績

地域を伝える農産物の生産・流通・卸売事業

福島県の農産物を 「新たな規格」で流通させています
市場の規格外品を含めた農産物(桃、梨、ぶどう、りんご、柿など)の「新たな規格」をつくり、生産者から直接買い取った農産物を、産地の情報とともに都市の青果店などへ流通させる仕組みを構築しています。

「福島県の美味しい農産物で、みなさまの毎日の食卓がより豊かになりますように」との想いで、この事業を展開しています。このような流通によって、「産地と消費地のつながりづくり」、「福島県産農産物のブランド価値の向上」、「生産者の所得向上」を目指しています。小売店のみならず、飲食店や各種メーカーへも農産物の卸売やオンラインでの販売も行なっています。

また、主に都内のマルシェや催事にも出店して反応をダイレクトに受け取ることで、独自のマーケティングにもいかしています。

農産物online shop:https://store.shopping.yahoo.co.jp/hitobito/cac6.html

フェミニンケアブランド「明日 わたしは柿の木にのぼる」

自社ブランド
「明日 わたしは柿の木にのぼる」は、柿にまつわる古来の知恵に着目したデリケートゾーンケアブランドです。

「明日 わたしは柿の木にのぼる」を展開する背景には、“すべての女性が、生き生きと輝ける社会になってほしい”という想いがあります。あらゆることを一人で抱え込み、頑張り過ぎてしまう女性は決して少なくないはず。そんな女性が、1日の中で1 分でも10 秒でも、自分の体調やカラダを見つめなおせるライフスタイルを作りたいと思い、アイテムを開発しました。それはきっと、女性が自分自身で人生を選ぶ生き方に繋がっていくと考えています。
https://ashita-kaki.com/

企業の雰囲気

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企業概要

会社名
株式会社陽と人
設立
2017年8月
所在地

〒969-1751
福島県伊達郡国見町大字塚野目字三本木11-1

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代表者
小林 味愛
従業員数
25名(正社員6名)
業務内容
・地域を伝える農産物の生産・流通・卸売事業
・地域資源を活用した商品の企画・販売事業
・地域づくりコンサルティング・プロデュース事業
・研修・講演事業
HP

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