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WEBメディアでの情報発信をする前に、気をつけるべき26のポイント

プロフィール

塩谷 舞
塩谷 舞

milieu編集長。1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学 美術学部 総合芸術学科卒業。大学時代にアートマガジンSHAKE ART!を創刊、展覧会のキュレーションやメディア運営を行う。2012年CINRA入社、WEBディレクター・PRを経て2015年からフリーランス。執筆・司会業などを行う。THE BAKE MAGAZINE編集長、DemoDay.Tokyoオーガナイザーなども兼任。Twitter  |  Instagram  |  Facebook

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3.Twitter、Facebook、LINE@での拡散方法

公開後「SNSで拡散しよう!」という前に、必ずチェックして欲しいこと(パート2)。

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・記事上下についているSNSボタンが、PC、スマホで正しく挙動するか?

という点です。特にスマホで、これらのSNSボタンが不備なく動くかはしっかりチェックしましょう。

ツイートボタンを押した後にTwitterのログインを求められたりすると、それだけでシェアを諦めてしまう人もいたりするからです。

そもそもSNSボタンがついていない場合は、つけておくことをオススメします。拡散される数に明らかに違いが出ます。

オシャレな独自デザインのSNSボタンだと、読者が気づかないリスクもあるので、個人的にはデフォルトのSNSボタンが良いと思います。


また、ツイートボタンを押したときに、以下のようになっていたら最悪です。

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記事タイトルや、付随する情報が多すぎて、140文字を超えてしまっている!!!これだと、読者がわざわざ無駄な情報を4文字ぶん消してから投稿する…という必要があります。面倒すぎる。

・ツイートボタンを押したとき、読者が感想を書き込めるだけの文字数が残っているか

をチェックしておきましょう。また、一般的には

・タイトルは32文字くらいが良い

そうです。それ以上だと、SNSや検索結果で見切れてしまいがちです。


・Twitterでの情報発信

お次に、Twitterで拡散されやすい投稿について。

Twitterのタイムラインを見ている人は、ツイート冒頭の1行を見て、面白そうでなければ読み飛ばしてしまう場合もあります。

だから、以下のように……

・ツイートは最初の一行で、端的な意見を述べる

と、一瞬で判断しやすく、続きを読んでくれやすい気がします。

記事の中でもっともキャッチーな画像を投稿すれば、より説明が具体的になり、拡散に繋がる場合があります。詳しくはこちらに書いています!

ただ、記事の面白い部分をスクショした画像だけを投稿して、URLを掲載していないと、記事執筆者が泣きます。URLは必ず掲載しましょう!!


・Facebookでの情報発信

続いてはFacebookです。もしFacebookページを運営しているのであれば……

・Facebookページで最初に投稿し、その投稿を個人アカウントでシェアする

というのがオススメです。

というのも、Facebookページは、淡々とリンクを投稿していただけでは、なかなかリーチが伸びません。投稿しているにも関わらず、フォロワーのタイムラインに浮上してこないんです。

Facebookページの投稿を、個人アカウントからシェアしたり、いいね!を押したり、コメントしたり……積極的に反応することによって、投稿のリーチが上がっていくような気がしています。肌感ですが。

「ページへのいいね!」が数万以上あるのに、「投稿へのいいね!」が2、3しか付かない…というFacebookページもよくあります。

Facebookページは、手をかければかけるほどにリーチが上がる(気がする)ので、SNSを活発に使っている企業さんであれば、社員みんなでしっかりFacebookをシェアするのが良いかもしれません。

ただ、「個人アカウントでシェアしてください!」と社員に強要するのもナンセンスだと思うので、これは企業文化によりけり、ですね。


・LINE@での情報発信

最後に、LINE@について。

これは運営している方は少ないかもしれないのですが……上手に運営すれば、密なコミュニケーションを取れたり、本当のファンに一番に情報を提供できる素晴らしいサービスです。

ただ、このような投稿はNG。

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企業アカウントっぽい公式情報は、すぐにブロックされてしまいがち。プッシュ通知で来ると、うるさく感じてしまいますしね……。

LINEはもっともプライベートな空間で、みんなが友達や家族とのコミュニケーションに使っています。

そんな場所だからこそ、宣伝的にならずに、友達のように話しかけるほうが、変な違和感がありません。私も、LINE@のフォロワーの方と一番距離感が近く、よく個別に話したりもするのですが、一体どんな投稿をしているか……は、こちらからフォローして見てみてください(笑)。

・LINEはプライベートな空間。その空気を乱さないようなプッシュ通知を!

4.URL、ハッシュタグ、同時接続人数などの注意点

他にも色々あるのですが、共有できる範囲で箇条書きにさせていただきます!

・日本語URLは、環境によっては正しく表示されず、リンク切れを引き起こしやすい原因にもなります。アルファベットで表記した方がベター!

・タイトルに【連載】【後編】などと入れてしまうと、「前編読んでないし、読まないでいいや」と思われるリスクがあります。WEBの記事はバラ売りが基本。記事を読んでもらった上で、これまでの過去記事などもオススメするようにしましょう。

・話題のハッシュタグがあれば、タイトルに入れておくと、自然と同じ話題をしている方が見に来てくれたりもします。

・拡散前に、「サイトへの同時接続数は何人までか?」というところを、しっかり確認しておきましょう。サーバーダウンはものすごい機会損失。バズりそうなコンテンツを発表するときには、特に注意を。

5.さいごに……

この記事で書いたことを、簡単にまとめたチェックシートを作りました。

・WEB編集者の気をつけることチェックシート

ダウンロードして使っていただいたり、適宜必要な項目を増やしていただいたりして、ご自由にご活用ください!

また「他にもこんなことをチェックしたほうがいい!」 という方は、ぜひともTwitterで @ciotan まで教えてください。耳寄り情報は、こちらのチェックシートに加えさせていただく場合もあります。

本記事では、SEOのことなどが全くお伝え出来ておらず、申し訳ありません!そこはもっと詳しい方がいらっしゃるので、ぜひそんな方のブログなどをご参考にしてくださいませ…!(他力本願…!)

もちろん、ここに書いていることは「読んでもらえるための敷居を下げるハウツー」であって、内容が面白かったり、意義深ければ、こんな小技を使わなくてもたくさんシェアされることもあります。

ただ、とっても良い内容を書かれているのに、設計ミスによりあまり読まれていない……という記事を見かけると心底「もったいない!!」と思ってしまうので、今回CINRA.JOBさんにお願いしてこうしたハウツー記事を書かせてもらうことにしました。

「WEB編集者」の仕事は、他にも色々やるべき事があるかとは思うのですが、今回は応用しやすいように概論や感情論ではなく、現場のハウツーを中心にお伝えしました。

日頃は、もっと感情的にメディア「milieu」を運営しているので、よければそちらもぜひチェックしてみてくださいね。

・milieu(ミリュー)

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