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「AI時代、PMこそ重要だ」。EPOCHのPMは下積みではなく、プロジェクトの心臓として躍動する

株式会社EPOCH

株式会社EPOCH

PMといえば、「下積み期間の仕事」「進行係であって、クリエイティブな仕事ではない」——世の中に蔓延るそんなイメージを変えたいという強い思いを持つ会社がある。

WEBディレクターとして働いていた石澤秀次郎さんが、WEBと映像の制作会社として立ち上げたEPOCH。現在13年目になる同社は、創業当初からのプロダクション機能に加え、ブランドデザインなどを手がけるクリエイティブエージェンシー機能、そしてクリエイターのマネージメント機能も拡充し、クライアントのより多様で複雑な課題を解決できる総合クリエイティブ企業へと進化してきた。

本記事では、同社代表の石澤さんと、PMとして働く河村衣里さん、古波蔵奈菜さんにインタビュー。「今後ますますPMは重要なポジションになる」と語る石澤さんの思いや、両者とも美大出身で、ものづくりへの愛を基盤にPMという仕事に取り組む若手2人のリアルな実感について、話を聞いた。

  • インタビュー・テキスト:原里実
  • 撮影:タケシタトモヒロ
  • 編集:今川彩香

INDEX

クリエイティブを多様なかたちで展開する。「手段はニュートラルでありたい」

—まずは、石澤さんの起業のきっかけから教えていただけますか?

石澤:30歳のころに、当時勤めていた会社で「向こう3年の3か年計画を立ててみろ」と言われまして。当初は「31歳で部署を新設」「32歳で法人化」「33歳で独立」という計画を立てたのですが、それを上長・社長へとプレゼンしていくなかで「やりたいことがあるならいますぐ独立しろよ」と背中を押されたんです。

前職の会社の方々とはいまもいい関係が続いていますし、あのとき半ば強引に追い出してくれたからこそ、いまの自分があるという感謝の気持ちも大きくて。だからこそ、僕自身も社員のみんなに対しては「自己実現のために会社をどんどん利用してほしい」という思いがあるんです。

これまでにも、うちを辞めて独立して、いまでは社員をたくさん雇って活躍しているような人もたくさんいます。それぞれいろんな仕事にチャレンジしながら自分の進みたい方向性を存分に模索してもらう、そのなかでクライアント側のメリットときちんと合致させていくのが、代表である僕の仕事だと考えています。

石澤 秀次郎。株式会社EPOCH代表取締役。2019年11月には新会社「TIME MACHINE」を立ち上げ、代表取締役に就任後、AIスケジュールコンシュルジュサービス「スケコン」を同年12月に立ち上げ、開発、運営を担当している。

—働く人にとってはとても心強い上司ですね。立ち上げ当初の会社のビジョンや事業内容はどのようなものでしたか。

石澤:「映像とWEBを同時につくる制作会社をやる」、そして「受託事業とともに自社サービスもつくる会社にする」、この2点を掲げました。当時は4Gが世の中に広がりはじめて、多くの人がYouTubeをスマホで楽しみだしたころです。

ちょうど「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーでYouTuberが出演した、あの有名なCMも流れていたころで、回線と同時に人々の生き方も考え方も変わりはじめた時代といえるんじゃないでしょうか。そのなかで、WEBと映像の距離がもっと近づくべきだという思いがありました。

EPOCH Inc.|CREATIVE INTEGRATION COMPANY

—現在は、ブランドデザインやブランディングの戦略立案・企画を行う「クリエイティブエージェンシー」、WEBサイトや映像、イベントなどの制作を行う「プロダクション」、そしてさまざまな分野で活躍するクリエイターの「マネージメント」という3つの軸で事業を展開されています。この広がりはどのように生まれたものですか?

石澤:僕たちの仕事はクライアントの課題解決が最終ゴールであって、そのための手段はニュートラルでありたいと考えています。そしてその解決に向けて、優秀なスタッフやクリエイターをマッチングするのが僕の仕事だと。

各スタッフやクリエイターの才能ややりたいことと、クライアントが求めていることの接点づくりをマネジメントする、という基本は変わらず、マネージできる職種やクリエイターの数が増え、幅が広がってきたという感覚です。

美大からEPOCHのPMへ。その理由とは?企画から制作まで1人でする経験が活きる

—PMとして働いている河村さん、古波蔵さんは、お2人とも美大出身だそうですね。これまでのご経歴と、EPOCHに入社した経緯をそれぞれ教えてください。

河村:私はもともと音楽が好きで、オーケストラでチェロを演奏していて。ディズニー映画なども昔から好きで、音楽と映像の結びつきに興味を持っていました。そこから東京造形大学の映画・映像専攻で学び、就活をしたのですが、当時は監督やカメラマンがどんな仕事かはなんとなく想像がついても、制作やPMはイメージがわかなくて。

それでもとにかく映像に関わる仕事がしたいと、大手から中小までたくさんの企業にメールを送るなかで、弊社から声をかけてもらい、インターンで働きはじめたのが最初です。

河村 衣里。株式会社EPOCH プロジェクトマネージャー(PM)。

古波蔵:私も高校生のときにバンドをやっていて。ライブの視覚演出にも興味があり、3年生のときにこのまま音楽をやるのか、演出の道に進むのかで迷いました。ただ、武蔵野美術大学の映像学科には、メディアアートという専攻があって。音楽と映像の関わりを勉強できそうだったので、いったんそこに入ったんです。

その後も自分が何者になりたいのかわからず、大学4年生のころには就活から逃げて一度留学しました。東京に帰ってきて、大学も卒業して、フリーターをやっていたときにたまたま弊社の募集を見つけ、ポートフォリオと履歴書を送ってみたんです。でも当時石澤にも、「アーティスト活動がしたいのか裏方として働きたいのか、まだ自分でもわかっていないと思うから、いまはうちで働かないほうがいいんじゃないか」みたいに言われて。

そのとおりだな、とは思ったんですが、一方でフリーターでいる不安もありました。社会にきちんと関わっていない、足場が定まっていない不安感というか……。だから一人でやりたいことを模索するより、一度ちゃんと社会と関わってみたいと。そう思ってアルバイトからはじめたところ、河村のように歳の近い先輩もいて居心地がよく、そのまま社員になりました。いまでも定期的に写真展をするなど、創作活動は自主的に続けています。

古波蔵 奈菜。株式会社EPOCH プロジェクトマネージャー(PM)。

—EPOCHでは、お二人のように美大出身でPMとして働いている人も多いのでしょうか?

石澤:そうですね。僕が美大生をはじめ、自主制作をするクリエイターの人たちってすごいなと思うのは、企画から制作、あるいは集客まで、自分一人で全部やるじゃないですか。クライアント、プロデューサー、プランナー、クリエイター、そして宣伝・広報まですべて経験しているということですよね。これはPMに限らず、制作の仕事をするうえでとても貴重なことだと思います。

PMとは「プロジェクトの心臓」——下積みではなく、憧れの職業にしたい

—お二人はPMとして働くなかで、仕事のやりがいをどのように感じていますか?

河村:はじめはただただ滞りなく進行することを考えていましたが、これまでの経験を経て思うのは、PMの仕事って「プロジェクトの心臓」ともいえる本当に重要なものだなと。関係者への連絡や金額の交渉、企画の下調べや撮影の下準備など、一つひとつの仕事は小さなものに見えますが、すべてが最終アウトプットのクオリティにつながっている。

「ここのポイントは自分がいたことでよくなった」という部分を、自分のなかに毎回つくることが大事だなと思っています。

古波蔵:プロジェクトを最初から最後まで、一番近いところで見られるのがPMのおもしろいところですよね。企画までだったり、撮影だけだったり、部分的な関わり方をするスタッフも多いなかで、貴重な立ち位置だなと。

石澤の言ったとおり、たしかに美大時代とやっていることは変わらないという感覚はあります。つくるものの規模が大きくなるからこそ、関わる人や考えなければならないことは増えますが、それを最初から最後までコントロールして見守る、という本質は変わらないですね。

河村:いろいろな立場の人と話すので、さまざまな側面からプロジェクトを見ることができるのもPMの仕事の醍醐味ですね。多様な意見があるなかでリーダーシップをとりつつ、各所と調整・交渉しながら最終的なゴールに向けて仕上げていく。

石澤:じつは、河村はもうすぐプロデューサーにポジションチェンジする予定なんです。クライアントからも厚い信頼を得ていて、指名で仕事をいただく機会も多いので。これまでもプロジェクトによってアソシエイトプロデューサーのような動きをしてもらっていましたが、より本格的にクライアントと向き合って、責任とともにチャンスや信頼、実績を勝ち得ていってほしいなと考えています。

河村:ポジションが変わることで、今後プロジェクトへの関わり方がどう変わるんだろうと、私自身ワクワクしています。

—PMからプロデューサーへというキャリアパスは、EPOCHでは一般的なものですか?

石澤:そういうわけでもなくて。むしろそれぞれまったく適性が異なるので、どちらが先とか後とか、上・下というわけではないと思っています。

先ほど話したように、最終ゴールはクライアントの課題解決であって、その手段は問わない。WEBやアプリなのか、映像なのか、イベントや体験なのか。クライアントと向き合いながら、その「0→1」に立ち会うのがプロデューサーの仕事。そしてその1を100まで、むしろ150、200まで磨き上げて、社会にインパクトを生むために伴走するのがPMなんですよね。

—業界では、PMに対して「下積み期間の仕事」「進行係であってクリエイティブな仕事ではない」といったイメージが根強いようにも思いますが、それとはまったく一線を画する印象です。

石澤:PMって、このAI時代にいちばん重要になってくるポジションといっても過言ではないと思うんです。多くの人やものごとの中心に立って、やるべきことやスケジュールを整理し、人とコミュニケーションしながら管理する。そして完成したものに対し、クライアントや社会からのフィードバックを受けて改善する。こうした仕事は人にしかできない複雑で大事なものにもかかわらず、PMのやり方を教えてくれる場所は現状ないんですよね。

海外、たとえばハリウッドなどでは、PMはとても重要なポジションとして認識されています。日本でもそのような憧れの職業、みんなが目指したい職業になってほしいという思いがあります。

「AIの時代、失敗こそ価値」。模範解答を逸脱したとき、面白いものづくりができる

—お二人がPMとして携わったなかで、印象に残っているプロジェクトはありますか?

河村:まだ古波蔵が入社したばかりのころ、メルカリの『超推し活展』を2人で担当しました。渋谷のスクランブル交差点にある「SHIBUYA TSUTAYA」の一角で、昭和から平成、令和の推し活カルチャーを、実際にメルカリで買える商品とともに体感してもらうというイベントです。

『超推し活展』

『超推し活展』

河村:社内でプランニングを担当したメンバーが、「推し活の歴史を遡る」という企画の大枠までは決めていたのですが、そこから私たちが入り、細かいテーマ選定や膨大な歴史の調査などを進めていきました。

メルカリの担当者さんも「一緒につくろう」という姿勢で接してくださり、とてもよい雰囲気のなかワンチームで進められたプロジェクトですね。

古波蔵:私は当時入社してまだ半年ほどで、最初から最後までプロジェクトに関わるのがほぼ初めてだったのですが、いま振り返ってもなかなかに大変な仕事だったなと思います。リサーチやタスクの量も膨大で、右も左もわからないなか、とにかく必死で食らいついた思い出があります。そのぶん、だいぶ鍛えられましたね。

また、大変ではありつつ、ワンチームでプロジェクトを進めている時間は、ずっと文化祭前日みたいな感じでもあって。映像とは違い、当日にイベント体験というかたちでアウトプットが目の前に立ち上がる達成感があって、楽しかったです。

石澤:弊社では年齢に関係なく、やる気のある人にチャンスをあげたいと思っているんです。それが人を育てるためのいちばんの近道かなと。経験値が足りてないがゆえの失敗はつきものですが、それを大きい視野でとらえてカバーするのが会社の役割です。

むしろこのAIの時代、失敗こそが価値になるはず。生成AIに対してするように、細かい質問をたくさんして正解を追い求める人が増えていると感じますが、クリエイティブの場合、模範解答を求めても面白いものはつくれない。

例えばカレーのCMだったら、「食べて→美味しい→ニッコリ」がある意味では模範解答かもしれませんが、それでは誰も振り向かない。模範解答を逸脱したときにはじめて、世の中でバズったり、大行列ができたりするんだと思います。たくさん打席に立って、たくさん失敗している人こそ、人間にしかできない面白いものづくりができるはずです。

古波蔵:若手の失敗を許容してくれる雰囲気は、社内のほかのシニアメンバーからも感じますね。のびのびとやらせてくれるし、企画づくりのなかで「いまはどういうのが流行ってるの?」とフラットに聞いてくれたりと、いい意味で「若者扱い」してくれます。

PMのほか、マネージャー・プロデューサーも大募集中。どんな人と働きたい?

—最後に、求める人物像や、どんな人と一緒に働きたいかを教えてください。

河村:好奇心旺盛であることがいちばん大事なんじゃないかと思います。やりたいことをやらせてもらえる会社なので、いろんなことに興味があって、向上心がある人は合うんじゃないかな、と。

また少数精鋭でもあるので、一から十までこちらから教えるというよりは、自ら学ぶ姿勢のある人だとありがたいです。特に入社してすぐは細かな仕事も多いので、雑務をただこなすのではなく「なぜ自分がこれをやっているのか?」と全体像を考えて行動できる人のほうが、成長が早いと思います。

もちろんPMの仕事のなかで、緻密なリスクヘッジ能力やコミュニケーション能力なども必要とされますが、そういったスキル面は少し苦手な部分があったとしても、得意なことが一つあればなんとかなると思います。

古波蔵:私自身、入社半年ほどでメインPMを担当したのですが、とにかくデビューが早い会社だと思っていて。だから、「とりあえず完璧を目指さないでやってみよう」という姿勢を持てるかどうかは大事だと思いますね。

また、そういった状況だと、大なり小なり失敗はしてしまう。でも、別に失敗を怒られたりはしないし、そこからどうしようかを前向きに考えてくれる会社です。だからこそ、「これは失敗だったけど、ここは自信を持ってやれた」と自分なりの学びや意義を見出して、メンタルを守れる人が向いている気がします。

石澤:あとは、プロデューサーでもPMでも、なんでもいいので趣味がある人と出会いたいですね。自分の知らないことを知っている人とは話していて面白いし、仕事以外にも夢中になれる人のほうが、仕事も一生懸命にやれるんじゃないかなと思います。河村さんも最近ジープを買ったりして楽しんでいるし。

河村:いま、壊れちゃって修理中ですけどね(笑)。でも本当に、社内には何かしら趣味がある人が多いですね。車もそうですし、キャンプとか、音楽とか、ファッションとか。このあいだは社内の数人で一緒に競馬に行きました。みんな負けましたが(笑)。

石澤:会社でも、ライブや映画を見に行くときに、感想を書けば経費清算できるという制度があるので。多様な体験を大事にしてほしいという思いがあります。

あと、いまキャラクターIP・イラストに特化した「OSERU IMG.(オセルイメージ)」という事業に力を入れていて。そのため、新たなクリエイターの才能を発掘するマネージャー職も大募集しています。マネージャーとして求めている人物像は、クリエイティブが好きで、人が好きな人。イラストやキャラクターの微妙な差や機微がわかって、クリエイターが生み出す作品を見て心からワクワク、目をキラキラさせているような人に出会えるといいなと思います。

OSERU IMG.-オセルイメージ- IP・イラストのクリエイティブスタジオ

—みなさんのお話から、社内の雰囲気のよさが伝わってきました。

石澤:数少ない「エース」の席を奪い合って、その競争に負けたら肩身の狭い思いで働く、みたいな文化の会社もあると思います。でもうちはそうではなく、「劇団」のようなイメージでありたいんですよね。

主役もいれば、エキストラも裏方もいて、でもみんながそれぞれの持ち場でのびのびと働ける。バリバリ働いて早く成長したい人も、ワークライフバランスを大切にしたい人もいていい。途中での配役チェンジも大歓迎です。メンバーそれぞれのやりたいことにしっかりと耳を傾けることで、それがEPOCHの色になり、結果的にクライアントに選ばれる。そんな組織でありたいと思っています。

Profile

株式会社EPOCH

私たちEPOCH(エポック)は、「映像」「WEB」「グラフィック」の企画・制作とディレクターのマネージメントをすべて一括で行っている“トータルクリエイティブカンパニー”です。

一般的なプロダクションや代理店だと、得意領域が決まっていることが多く、クライアントへ提供できるソリューションの選択肢の幅が限られてしまいます。

それゆえにエンドユーザーであるお客さまにクライアントの想いを100%伝えることができません。 

だからこそ、映像とWEB、グラフィックを一貫してシームレスに企画提案することで、唯一無二で表現できるクリエイティブの制作を目指しています。

そのために私たちはクライアントからの要望に対して本質的な部分をしっかりと把握して最善の提案を行うことをつねに大事にしています。

また、私たちは日々クライアントの“ビジネスシーン”をより良いものにするお手伝いをしています。

そのためにはクライアントの魅力の本質を理解し、そこを最大化するためオーダーメイドでチームを組成し、映像やWEBやグラフィックなどでシーンを丁寧につくっていくことで、クライアントの魅力をより多面的・魅力的に見せるのが私たちの使命です。

この使命があるからこそ一人ひとりの裁量が大きく、今まで経験したこともない幅広い業務を担当できるのも特徴の一つです。

案件は、基本的に「やりたい」と強く思った人に担当していただきます。そうすることで、手を挙げた仕事に対して責任の重さを実感でき、仕事に真剣に向き合い成長につながります。

その仕事と経験があなた自身のキャリアシーンをより魅力的にすると思っています。

クライアントのビジネスシーンの拡大することはもちろん、あなた自身のシーンも豊かにできるようになるためにぜひ、EPOCHのメンバーの一員になりませんか?

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