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早帰り? 表参道手当? インターセクション流、感性を磨き続ける働き方

株式会社インターセクション

洋服ブランドをはじめとした「ファッション」や、スキンケア・コスメブランドなど「ビューティー」と呼ばれるジャンル。これらの領域を軸に多くの広告を手がけるのがインターセクションだ。実績を見ると、名だたるブランドが並び、「これだけ高品質の仕事を続けていたら、さぞかし忙しい会社なのでは?」と疑ってしまう。しかし、実情を聞くと、残業はほとんどなく、むしろ意図的に早く帰る習慣をつけているのだとか。クライアントとの信頼関係を築いてきたからこそ維持できる「メリハリをつけた働き方」の秘密や、良いデザインが生まれる理由について、代表である中野剛さん、グラフィックデザイナーの若江菜奈さん、古川絵里奈さんに伺った。

取材・文:小沢あや 撮影:飯本貴子(2017/04/12)

日によっては15時に退社!?

今年、設立9年目を迎えるインターセクションは「無理な残業をしない」という社内ルールを貫いている。スタッフにはきちんと自分の時間を持つことを大切にして欲しいと考える、代表の中野さんたってのこだわりだ。

中野:みんな真面目なので、放っておくと働き続けちゃうんですけど、それがすごく嫌で(笑)。うちはビジュアルの企画段階からクライアントと一緒に行うので、半年から1年くらいかけて丁寧にコミュニケーションを取っていきます。長期的なプロジェクトも多いので、忙しい時期がなんとなくわかるというか。「ここが山だから、その前に休んでおこうね」とスタッフへ声をかけたりして調整しています。

代表取締役 中野剛さん

代表取締役 中野剛さん

古川:先週は15時くらいに中野から「来週は忙しいから、今日はもう帰りなよ」と言われました(笑)。そのおかげで、結構時間には余裕ができるんです。普段も平日に好きな映画を観ることができるし、美術館にだって行ける。ファッションやビューティーなどトレンドに影響される仕事なので、本当に嬉しいです。

スタッフのインプットを高めるために、いくつもの工夫を施すインターセクション。彼ららしいワークスタイルは、福利厚生にも表れているのだとか。

中野:なるべく早く帰っていますが、もちろん常に仕事のことも考えています。海外とのやり取りも発生するので、多少時間がズレることもありますけど、そこはうまく調整していますね。あと、月に7000円支給する「表参道手当」という制度があるんです。デザインを磨くためであれば何に使ってもOK。オフィスが表参道ということもあるので、いろんなところに遊びに行って、トレンドを吸収して欲しいと思っていて。

若江:この制度を利用して、普段は手が届かない割高なランチに行ったり、お洒落なところへ足を運んだりするように意識しています。そのせいか、「来月はここ行こう」って、いつの間にか事前にリサーチをするようになりました。余暇で得たインスピレーションが、仕事にも良い影響を与えると思います。アイデア出しの際も、頭の中にストックがたくさんあれば、それを活かせますしね。

日本より、海外と多くやりとりすることも

アパレル関連の広告予算削減など、業界を取り巻く環境は決して良いとは言えない。そんな中、インターセクションは安定した売上を保っている。多くのクライアントから支持され続ける背景には、これまで築いてきた国内外の強固なネットワークと、それに伴うハイクオリティなデザインがあった。

中野:僕は、新卒でアーティストエージェントに就職しました。その会社は、当時日本のファッションエージェントの走りと言われていて。社長や先輩たちに相当鍛えられましたね。今こうして仕事ができているのも、その時に得たノウハウや人との繫がりが大きいです。カメラマンとか、業界内の社長とか。特に親交が深かったのは、エルメスやティファニーの広告を手がけるブラジル人のイラストレーター、フィリペ・ジャルジン。彼とは当時、ルイ・ヴィトンのカタログを一緒に制作していました。現在はパリに住んでいるんですけど、Skypeやメールでよく情報共有をしています。彼のクリエイター仲間が来日すると、僕に会いに来てくれたり。こちらからお仕事を依頼することも多いですね。

イラストレーターであるフィリペ・ジャルジンの作品集

イラストレーターであるフィリペ・ジャルジンの作品集

国内に留まらない交友関係で培ったスキルや人脈が、インターセクションの礎となっているのだ。中野さんはこうも続けた。

中野:日本よりも海外のアートディレクターと交流を図る方が多いです。例えば海外のアーティストが別のお仕事で来日する時に、その日程の前後を調整して、僕たちの仕事を引き受けてくれたり。おかげで、こちらは渡航費の負担なく、ギャランティだけでお仕事を依頼できることもあります。日本の企業は予算が少ないから、海外の人気モデルをなかなか起用できないんです。一流モデルの「そっくりさん」はたくさんいるけど、本人はなかなか呼べない。そんなときは、相手が海外の人であっても僕が直接交渉してブッキングを行うことも多いですね。

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