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VR、IoTからAIまで。デジタルクリエイティブの先端を走るFTの挑戦

FT(株式会社フューチュレック Tokyo Branch)

2003年の創業以来、堅牢なシステム構築を武器にデジタルソリューションを提供してきたフューチュレック。そのフューチュレックを母体に、より幅広い分野の企画立案から運営までをワンストップで実現すべく、2015年に誕生したのが社内カンパニー「FT(エフティ)」だ。豊富なノウハウを駆使するテクニカルディレクターと柔軟な発想を生むプロデューサー、ディレクターなどがスピーディーにコラボレーションしながら、クライアントのオーダーを期待以上の形に仕上げていく。そんな彼らの技術力や企画力について、ディレクターの三好航一郎さん、アートディレクターの保坂紀明さん、テクニカルディレクターの荒張正一郎さん、テクニカルディレクター兼エンジニアの石園智大さんに聞いた。

取材・文:阿部美香 撮影:豊島望(2017/7/14)

強いクリエイティブをつくる「社内カンパニー」という挑戦

フューチュレックが新たに設立した社内カンパニー「FT」は、彼らがこれまで強みにしてきたシステム構築力に、より上位レイヤーであるプロデューサーやディレクターの企画力、発想力を付加し、すべて自社で完結できるワークフローのワンストップ化を実現した。それにより、クライアントとの協業が円滑になっただけでなく、スタッフ自体のキャリアや働き方にも変化が生まれたのだという。

保坂:僕の場合はこれまで11年間、フューチュレックのデザイナーとして活動してきました。今までの仕事はクライアントのイメージを忠実にデザインへ落とし込むこと。FTに合流してからはそれが一変しましたね。ここにいる三好をはじめとしたディレクターチームと一緒に企画段階から打ち合わせに入るので、プロダクト全体が「見える化」され、どんどん視野が広がっていきました。デザイナーもディレクター目線を持てるようになるので、机上の空論ではない、より意図を汲み取ったデザインをつくり上げることができるようになったというか。

アートディレクター 保坂紀明さん

アートディレクター 保坂紀明さん

三好:視野が広がり、いい仕事に繋がるのはディレクターも同じですね。僕はFT以前、広告系の会社でフューチュレックと一緒に仕事をしてきたので、システム構築での実力の高さは知っていました。社内でプロジェクトのほぼすべてを完結できるフローが確立されているからこそ、WEBにこだわらずデジタル領域全般でできること、やってみたいことがどんどん増えています。内製するとスケジュールも可視化されますし、何かあった時も迅速に対応できる。良いこと尽くめですね。

保坂:働き方も変わりましたね。私は今40代ですが、そもそも20代〜30代のような体力もないし、スタッフのみんなもそれぞれ家庭や子どもを持つようになると生活そのものを変えていかなきゃならない。プロデュースやプランニング、ディレクションなどの上位レイヤーから関わることは、意図的に時間をつくれるきっかけになったと思いますね。

企画力を付加することで、より成長スピードが増した技術力

フューチュレック最大の武器であるテクニカルディレクション面も、企画やデザインを支えてきただけでなく、FT設立によってさらに強化されているという。

荒張:僕はシステム開発会社から転職したんですが、FTに合流してまず感じたのは、新しいことをやっていこうという姿勢。チャレンジングなプロジェクトが多数動いているんです。以前は、ECサイトやソーシャルゲーム、ロボットを使った遠隔検証システムのサービス開発など、堅い仕事が中心でした。今ではVRやARといった最新技術を使った開発やコンテンツ事業にも関わらせてもらい、どんどん自分の手がける範囲が広がっている実感を持てます。

石園:僕はフューチュレックに6年間勤めていて、FTに合流したのはつい最近です。今も籍はフューチュレックにありますが、FTでの仕事は今後ますます増えていくと思います。今まではクラウドサービスを活用したWEB制作やインフラ構築などが主でしたが、FTではIoTやリアルイベントなど、これまで個人的に注目していた高度な技術を仕事に活かせるので、刺激的で楽しい。発想も柔軟になりますし、エンジニアとして非常にやりがいを感じています。

テクニカルディレクター兼エンジニア 石園智大さん

テクニカルディレクター兼エンジニア 石園智大さん

荒張さん、石園さんは口を揃えて、「僕らエンジニアが企画から参加することで、システム面も企画に応じた創意工夫が最初からできる」「実際に何をどうすれば上手く実装できるかが、イメージしやすい」と話す。一方、企画を担う三好さんもテクニカルディレクターと一緒にプランニングすることで、システム的に何が可能で何が不可能なのか判断もつきやすく、実現可能にするにはどうすればいいのかを共に考えられるため、無駄がないワークフローを組むことができると手応えを感じているそうだ。

三好:特にFT専属の荒張は、僕らの企画をどう技術に落とし込むか、プロジェクトごとに実験や検証を行ってくれる。すると今まで知らなかったテクノロジーからの発見が多くあったり、それに関連してアイデアもどんどん浮かんでくるんです。チームが一体となって取り組めると、それぞれのフットワークも軽くなり、ナレッジが増える。今、FTには15名ほどのメンバーが在籍していますが、手が空いていれば肩書きにこだわらずに、いろいろなことに関われます。各セクションの足並みも揃い、コミュニケーションも取りやすい。とても風通しがいいですよ。

ディレクター 三好航一郎さん

ディレクター 三好航一郎さん

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次々に新しいチャレンジを成功に導く、FTの対応力

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